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青い欲情~男と女の色模様~
第15章 告発状
美波と別れて一人になると
僕は急いで沙織にLINEを送信した。
『美波、教えてくれ
君は親父とデキているのか?』
しかし、いくら待っても沙織に送信したLINEは既読にならなかった。
家に帰りついて、僕はベッドに潜り込んでふて寝を決め込んだ。
沙織が二股かけていたなんてショックだった。
美波と付き合って二股をしている僕が偉そうなことを言えるはずもなかったが、
よりによって沙織の二股の相手が父親だと思うと頭が真っ白になってしまう。
キスをしたあの唇は親父も経験済みだったんだ…
僕が揉んだ乳房を親父も揉んだんだ…
僕がクンニしたおま○この味も
親父も知っているんだ…
そして何よりも
あの綺麗なおま○こは親子のペニスを受け入れていたんだ…
この先、もしも僕が沙織に求愛したら
沙織はなんて答えるつもりだったんだろう?
僕一人のものではないと悟った瞬間から
一刻も早く沙織に会って、おもいっきり抱いて僕だけのものにしたいという欲望にかられた。
僕はひたすらスマホの画面を見つめていた。
だけどいくら待っても沙織へ送信したメッセージが既読になることはなかった。
スマホの画面をチェックする暇もないほど
楽しい時間を過ごしているのか?
もしかしたら…今頃、二人は愛し合っていたりして…
悶々としながら時間だけが無情に過ぎていった。