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青い欲情~男と女の色模様~
第16章 母と禁断の関係
翌朝、何度も呼び出し音の鳴るスマホの音で
僕はようやく目を覚ました。
「明人、電話よ
起きて頂戴」
母さんに体を揺すられて
少しずつ僕は覚醒してゆく。
『ん?ここはどこだ?』
見慣れない殺風景な部屋…
そうか…ホテルだったんだ…
僕は昨夜、母さんといけない関係を結んだんだ。
「ほら、電話だってば」
母さんは腕を伸ばして枕元の僕のスマホを取ってくれた。
何も身に付けずに眠りに落ちたものだから
母さんがスマホに手を伸ばすときに
豊かなおっぱいが僕の頬をくすぐった。
「電話なんて放っておけばいいじゃん」
僕は舌を伸ばして
頬をくすぐるおっぱいの乳首を舐めた。
「もう!明人ったら!
昨夜の事は忘れなさい
こんな関係は誉められたものじゃないんだからね」
スッと身を引き、代わりに僕の顔の上にスマホを置いた。
「なんだよ!朝からキツイやつを一発お見舞いしようと思っているのにさ!」
ブツブツ言いながらも僕はスマホを手にして画面を見てみた。
『父』
父さんだ!
「母さん、父さんからだよ
話をする?」
「いらない、何も話すことなんてないもの
それに、あなたに掛かってきたんだからあなたが出なさい」
父からだと伝えると
昨夜の甘い雰囲気はどこへやらで
母さんは不機嫌そうに僕に背中を見せた。