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青い欲情~男と女の色模様~
第19章 学年末

明人達が懸命に清美の居場所を探している頃
当の清美はソープランドの講習を受けていた。

家を出て、大森先生の部屋に転がり込んだものの、
二人で生活するにはワンルームマンションは狭すぎた。
急いで別のマンションに引っ越したけれど、
とてもじゃないが大森一人の稼ぎでは生活をしていくことなど無理な家賃だった。
おまけに、彼はもっと稼ぎのいい仕事を見つけるのだと言って、無計画に今のヨガスクールを辞めてしまった。

「ねえ、無職じゃ生活をしていけないわ」

「悪いな…どう?せめて俺の次の職が見つかるまで風俗で働いてくれないか?」

「風俗ですって?!」

「うん、手っ取り早く稼ぐにはそれしかないよ
なに、しばらくの間だよ
すぐにでも仕事を見つけてお前に楽をさせてやるさ」

何かうまい口車に乗せられた気もするけど
とりあえず当面の生活費を稼ぐのが第一なので
清美は大森の命令で彼が馴染みだという店の面接を受けた。


「えっと…清美さんでしたっけ?
君、こういう仕事は初めて?」

店長という名札の付いた男は
履歴書と清美の顔を交互に見ながらそう尋ねた。

「はい…」と、清美は素直に答えた。

店長の後ろを透け透けのガウンを羽織った若い女の子たちが何人も通り過ぎてゆく。
どれもここで働いているソープ嬢のようだ。
皆が20歳そこそこのピチピチの女の子だ。
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