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青い欲情~男と女の色模様~
第20章 最終学年
まるでオヤジと沙織は新婚気分だった。
まあ、食事の準備とか
掃除、洗濯をしてくれるのは大いに助かるけれど
新婚夫婦のように毎晩セックスをするのはどうにかしてほしかった。
母さんのように僕に気を使って声を押し殺すでもなく、夜中に犬が吠えるような勢いで悶えてあえぎ声を出すものだから、こっちもたまったもんじゃない。
沙織の体を知っているだけに
欲情が暴走してしまい、あえぎ声を聞きながら毎晩のようにオナニーをするものだから勉虚など手につくはずもなかった。
お陰で点数がアップすれば、どんなプレイでも叶えて上げるという沙織との秘密の約束までご破算になってしまった。
前夜は父さんが残業で遅くなると言うから
僕は沙織に襲いかかってみた。
「やめてよ!まだ入籍はしていないけれど
私はあなたの継母なのよ!」
抱きついておっぱいを揉む僕を突き放した上に
おもいっきりビンタされてしまった…
手でさわると頬はまだじんじんと痛んだ。
「何でオヤジなんだよ!
あんな中年のくたびれた男のどこがいいのさ!
なあ、父さんなんか振ってしまえよ!
僕と結婚しようよ
僕なら父さん以上に沙織を逝かせまくってやるよ」
「明人、何もわかっていないのね
女はね、ガンガン挿入されるだけで逝くとでも思っているの?
そう思っているのならまだまだ子供の証拠よ!」
僕の筆下ろしをして、男にしてくれた妖しげでいい女の沙織はすっかりと影を潜めていた。