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青い欲情~男と女の色模様~
第21章 最終章
「せめて、ちゃんと脱がしてからにして…ぁっ!」
程好い繁みに覆われた肉厚な陰唇に指先が触れると、母さんの体は素直に反応して年甲斐もなく新体操の選手のように四十過ぎの女とは思えないほどに開脚した。
薄い肉襞の奥の突出物を指先で軽く擦ると、
母さんの体が大袈裟に跳ね上がった。
まるで待ちわびたかのように、僕の指の腹に伝わったのは、指先より高い体温と硬く主張する肉芽だった。
「乳首と同じように、こっちもこんなに勃ってる」
母さんの鼓膜に直に触れるような甘い吐息混じりに囁いてあげながら、
ほんの微かに爪先だけクリトリスに触れさせて、バイブやローターのように振動を与えた。
強弱を付けて弾いたり捏ね回したり摘んだりと、可愛らしく勃起する淫らな肉豆を、僕の2本の指が器用にダンスした。
「はっ…ぁっ…ぁっ!」
まだまだ子供だと思っていた息子の急速な前戯の上達に、目隠しでもされているような予測不能な官能が清美の体を巡った。
唇から溢れた呻きにも似た甘さを帯びた喘ぎが、時折痙攣するしなやかな四肢がそれを示していた。
既に官能的な悦びを与えられた清美の肉体は、
些細な刺激にも敏感になってゆく。
そんな清美にとって、とてつもなく敏感なクリトリスへの刺激は強烈で、
目眩がするような鮮烈な快楽を与え続けられていた。