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青い欲情~男と女の色模様~
第2章 文化祭

翌朝…

前日はいろんな事がありすぎて
僕は寝過ごしてしまった。

早めに登校しないといけないのに
結局はいつもの電車に乗ることになった。
例の車両に乗り込むと、おねえさんが微笑んで向かえてくれた。

「すいません!通してください」

乗客から白い目で睨まれながら
僕は人を掻き分けておねえさんの後ろに立った。

「約束通りね、嬉しいわよ」

早速、おねえさんが僕の股間に向かって尻を突き出してくれたけど、今朝は途中下車などしていられない。

「ごめん、おねえさん…
僕、しばらくは会えないかもしれない…」

そう伝えると、窮屈そうに体を入れ換えて僕と向かい合わせに立ってくれた。

「え~っ?どうしてよ
別に毎朝あそこに連れ込もうと言う訳じゃないのよ
こうして体を密着させて触ってくれるだけでいいんだからぁ」

そう言いながら、僕を楽しませようと
おねえさんの手が僕の股間へと伸びる。

「僕さあ、文化祭の役員になっちゃったんだよ…それでね、しばらくは早めの電車に乗らないと…」

「まあ!そういうことだったの?
私はてっきり嫌われてしまったのかと…」

キリッと真面目な顔をしていたおねえさんは
安堵したのか再び柔和な顔つきに戻った。

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