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青い欲情~男と女の色模様~
第2章 文化祭

やがて苦痛に満ちた美波の目から
ポロポロと涙がこぼれた。
「泣かないでよ」
「だって…」
「痛いのか?」
「痛いけど、でも…」
「ん?」
「明人くんが…中に、いっぱいで」
はあはあと辛そうな呼吸をしながら
美波は途切れ途切れに答える。
『もう大丈夫そうだな』
僕は体を起こして、美波の腰を掴んだ。
「動くね」
じっとしていることに限界が来た。
「ひゃあっ…あっ!あっ!」
ゆるゆるとした動きなのに、痛みがあるのだろうか?
でも「痛い」とは言わなくなっていた。
「すっごい、きもちい…」
僕の正直な感想だった。
おねえさんのアソコもギュッと締まって気持ちよかったけど、美波のアソコは締まるとかそんなんじゃなくて、すごく狭くてめちゃくちゃ気持ちいい。
「はぁん…あっ!っつ!!…」
「痛いよね…?ごめんね…」
「だい、じょうぶ…だから…」
「美波…
今は痛くても、これから段々、馴染んでくるよ」
「ほん、と…?」
「本当だよ…だから、
これからいっぱい、エッチなことしよう…
気持ちいいこと、いっぱいしようね」
我慢できずに僕の意思とは関係なく
腰の動きが大きくなる。
僕の肩を抱く美波の握力が強くなり、
きつく爪を食い込ませるほど掴んだ。
「やぁっ…ん」
痛みが少しだけ和らぐと、
恥ずかしいほどに気持ちよさが襲ってきているのか、今度は痛みに耐える涙ではなく嬉し涙をポロポロと美波はこぼした。

