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青い欲情~男と女の色模様~
第2章 文化祭

「ほんとに行かないのかよ」
文化祭実行委員の面々が
打ち上げを辞退した3年1組の僕と美波が欠席するのを残念がった。
いや、僕が欠席することに異議はないのだろうけど、可愛い美波と一緒にカラオケを楽しめないことを残念がっているのは容易に理解できた。
「打ち上げ…行きたかったんじゃないか?」
「ううん、私は明人くんと一緒にいられる事の方がいいもん」
ラブホテルの部屋に入るなり
美波は僕に抱きついてきた。
バージンの時とは違って、美波は積極的な女に変貌していた。
「おいおい、がっつくなよ」
積極的な女は
僕に童貞を卒業させてくれたおねえさんを想起して、僕をワクワクさせてくれる。
「私ね…バージンを奪われてから変なの…
オナニーなんて指をズボズボ入れちゃって
セックスがしたくてしたくて狂いそうになっていたの」
「じゃあ、今夜は僕が美波をトコトン逝かせてやるよ
…なぁ、今夜はたっぷりと時間があるんだからさ、お風呂一緒に入らない?」
「…えっ!?」
美波の耳たぶを甘噛みして、
ペチャっとわざと音を立てて舐める。
「…ん…あっ…」
ふわっとした感覚に体をブルッと震わせて
初めての混浴に嬉しいような恥ずかしいような…
そう感じながら「いいよ…」と美波は混浴を快諾した。
「本当っ?美波は優しいね」
脱がしてあげると言ったけど
「恥ずかしいから自分で脱ぐわ…
先にバスルームに行くから明人くんは時間差で入ってきてね」
「何でだよ」
「何でも!いい?私がいいよ~って言うまで待っていてね」
そう言って、僕に背を向けて
さっさと脱衣すると美波はバスルームに飛び込んだ。

