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青い欲情~男と女の色模様~
第4章 淫乱な女
手を払い除けさせられるのと同時に罵声を浴びせ掛けられてようやく学が覚醒する。
「ん~?なんだ?もう朝か?」
学が目を覚ますと同時に
沙織の腕を取って男の胸板へと引き寄せられる。
「ちょ、ちょっとやめてください!!」
沙織の大きな声で
学はハッキリと目を覚ました。
「やあ、おはよう…良く眠れたか?」
ものすごく馴れ馴れしい言葉で
肉体関係を結んだということがあからさまに理解できた。
セックス好きの自分の体を腹立たしく思った。
「会社に行かないと…」
沙織の体を求めてくる学の手から逃げるように、沙織はベッドから起き上がる。
「何だよ、つれない態度じゃないか」
こっちにおいでよと学は、ベッドから抜け出そうとする沙織の手を取って、再びベッドに倒れ混ませようとする。
「あの…ごめんなさい!
私、なんだかよく覚えてないんだけど…
あなたと…その…エッチしちゃいました?」
「えっ?覚えていないの?
とても素敵な一夜を過ごさせてもらったと
今も思い出すと欲情してくるんだけどなあ」
そう言ってベッドの上で全裸を沙織に見せつけながら、男性のシンボルを固く勃起させ始めていた。
「ほんとにごめんなさい…
お酒に酔った上での乱心だと思って忘れてください」
ペコリと沙織は馬鹿丁寧に学に向かって深々とお辞儀をした。