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青い欲情~男と女の色模様~
第1章 童貞卒業
登校のために電車に乗り込むと
これは「女性専用車両か?」と思うほど
その日の車両は周りが女だらけだった。
男の整髪料のイヤな匂いもしない。
シャンプーの香りとフレグランスの香りに包まれて、朝早くから両親の営みを聞いて一発抜いてきたのに、ムラムラしてしまう。
いや、一発抜いたからこそ余計に淫らな気分が残っていたのかもしれない。
僕は電車の揺れのせいにして
前の女の背後に引っ付くと、髪の毛の匂いをスースーと嗅いだ。
ヤバッ!!
どうして女の髪の毛ってこんなにいい匂いなんだ?
僕はあっという間に勃起させちゃった。
電車が揺れる度に前の女の尻の膨らみに
どうしても勃起したアレがツンツンしてしまう。
前の女は僕を睨み付けようとしたのか
ほんの少し首が回って背後を確かめようとする。
僕は何食わぬ顔をして
左手でつり革を握り、右手でスマホを掲げて画面に集中しているフリをした。
『気のせいかしら…』
女は再び正面を見て
僕への威嚇をやめてくれた。
ホッとしたけれど股間のアレは鎮まってはくれない。
いや、このドキドキする高揚感が
かえってアレを激しく屹立させていた。
次第に僕は大胆になり、
電車が揺れなくても、わざと股間を前に押し出して女の尻肉のタプタプを楽しんだ。