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ガトーフレーズ
第12章 tarte
普通にしていても笑みをたたえているような唇。
頬に手を添えて、そっと口づける。
「……ンッ」
突然、両手を強く引き寄せられ、舌で唇をこじ開けられた。
「隙ありっ」
「……やぁ……ンッ…………」
「莉乃さんの声、すげーそそられる……」
狭いテントの中、貪るようにキスをしながら抱き合った。
「何度抱いても足りない。ずっと挿れてたい……」
「ダメ……そしたら、幸せすぎて死んじゃう……」
「可愛い……もっと鳴いて……感じてる声聞かせて……」
どうして今まで離れていられたのか、
俊太を感じずに生きていけたのか、わからなかった。
とめどない幸福感に包まれて、莉乃は記憶を手放した……。
頬に手を添えて、そっと口づける。
「……ンッ」
突然、両手を強く引き寄せられ、舌で唇をこじ開けられた。
「隙ありっ」
「……やぁ……ンッ…………」
「莉乃さんの声、すげーそそられる……」
狭いテントの中、貪るようにキスをしながら抱き合った。
「何度抱いても足りない。ずっと挿れてたい……」
「ダメ……そしたら、幸せすぎて死んじゃう……」
「可愛い……もっと鳴いて……感じてる声聞かせて……」
どうして今まで離れていられたのか、
俊太を感じずに生きていけたのか、わからなかった。
とめどない幸福感に包まれて、莉乃は記憶を手放した……。