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A crescent moon
第8章 悲鳴

太い銀色の長いチェーンに、大きなペンチ、南京錠...
「いや..何するの..」
リビングの柱にそれらを巻きつける彼に、私は怖くなって後ずさった。
「..やっと家族ができるんだ。愛する美和と...俺と...」
「いやよ...お願い...もう私、あなたを愛してないの...」
(怖い...!)
「別れて...」
涙を流しながら訴える私を振り返ると、近づいてきて思いっきり頬をたたかれた。
「別れない。美和は俺のモノだ。」
「...っ..どうして...叩くの...正弘さんおかしいよ..」
「おかしい?そうかもね..俺だってこんなことしたくない....けど..美和が悪いんだろ?」
「いや..何するの..」
リビングの柱にそれらを巻きつける彼に、私は怖くなって後ずさった。
「..やっと家族ができるんだ。愛する美和と...俺と...」
「いやよ...お願い...もう私、あなたを愛してないの...」
(怖い...!)
「別れて...」
涙を流しながら訴える私を振り返ると、近づいてきて思いっきり頬をたたかれた。
「別れない。美和は俺のモノだ。」
「...っ..どうして...叩くの...正弘さんおかしいよ..」
「おかしい?そうかもね..俺だってこんなことしたくない....けど..美和が悪いんだろ?」

