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A crescent moon
第8章 悲鳴
「結婚式が終わるまで、このまま。美和はずっと俺と一緒。そしたら...また前みたいに俺しか見れなくなるよ。」
「そんな...仕事も...今..何時..」
「土曜日の朝9時。昨日からずっと寝てたんだよ、美和。仕事は行かなくていいんだ。一生。」
「一生って..」
意味がわからず、震えながら正弘さんをみると優しく笑っていた。
「一生。ちゃんと連絡は入れた。渋られたけど、俺、あの会社とは大きな取引してるんだ。だから何とかできた。美和のこれまでの休み使ってなかったでしょ?それを今から使って、そのまま退職。」
「そんな...」
「どうせ結婚前には辞める予定だったんだし。ちょっと早まっただけじゃないか。」
「...」
「そんな...仕事も...今..何時..」
「土曜日の朝9時。昨日からずっと寝てたんだよ、美和。仕事は行かなくていいんだ。一生。」
「一生って..」
意味がわからず、震えながら正弘さんをみると優しく笑っていた。
「一生。ちゃんと連絡は入れた。渋られたけど、俺、あの会社とは大きな取引してるんだ。だから何とかできた。美和のこれまでの休み使ってなかったでしょ?それを今から使って、そのまま退職。」
「そんな...」
「どうせ結婚前には辞める予定だったんだし。ちょっと早まっただけじゃないか。」
「...」