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A crescent moon
第10章 白光
「あなたもでしょ?」
「私?」
不気味に笑う女の子に、なんとなく怖くなって後ずさりした。
「寂しくて、寂しくて寂しくて...正弘さん利用したもんね。」
「何いってるの..?」
後ろに下がってもゆっくり近づいてくる。女の子の顔がゆっくり歪んでいく。
そして...
「私...」
そこには私の顔があった。
「正弘さんには自分が必要だから。お金借りてるから。結婚間近だから...そんな理由つけて、結局寂しいからズルズル付き合ってたんでしょ?」
「違うよ...好きだったから...愛してたから...」
「ウソツキ。」
「私?」
不気味に笑う女の子に、なんとなく怖くなって後ずさりした。
「寂しくて、寂しくて寂しくて...正弘さん利用したもんね。」
「何いってるの..?」
後ろに下がってもゆっくり近づいてくる。女の子の顔がゆっくり歪んでいく。
そして...
「私...」
そこには私の顔があった。
「正弘さんには自分が必要だから。お金借りてるから。結婚間近だから...そんな理由つけて、結局寂しいからズルズル付き合ってたんでしょ?」
「違うよ...好きだったから...愛してたから...」
「ウソツキ。」