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A crescent moon
第10章 白光
帰って来ない?

正弘さんが?

でもいつも早めに帰ってきてくれたよ?

トイレもご飯も正弘さんがいないと私はできないんだよ?


「どうなるかわからんけど..今警察の人マンションに向かっとる。美和はもう解放されたんよ?」

動かない左手に目を向ける。

..ない。

「..いや..」

「美和?」

ない。正弘さんと私の..指輪....!!

「イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ!」

自由な右手を振り上げ布団をはがすと、私はベッドから降りようとした。
でもお父さんに止められてまたベッドに戻される。

「美和!どうしたん!」

「イヤ!一人はイヤ!会いたい...会いたい会いたい会いたい会いたい!」

会いたい。
正弘さんに会いたい。
指輪がないの、正弘さん!

「美和!しっかりせぇ!」

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