この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
A crescent moon
第11章 愛愛
高校二年の冬、初めて好きな人ができた。
クラスでも大人しい、けど、好みの顔だった。
どうにか仲良くなって、告白したときは震えた。
OKしてくれたとき、本気で愛そうと誓った。
俺は俺を捨てた母親とは違う。
でも、ある日言われた一言に俺はカッとなった。
『正弘君…束縛しんどい。別れたい。』
ショックだった。
切れた。
思わず殴ると、彼女は吹っ飛び壁に叩きつけられた。
親御さんが抗議に来たとき、お養母さんは何度も頭を下げていた。
不思議だ。
だって俺の愛を分かっていないのは、受けとめ切れていないのは彼女のほうなのに。
彼女が悪いのに。
高校では謹慎処分を受け、その間、俺は絶対に女など愛さないと誓った。
クラスでも大人しい、けど、好みの顔だった。
どうにか仲良くなって、告白したときは震えた。
OKしてくれたとき、本気で愛そうと誓った。
俺は俺を捨てた母親とは違う。
でも、ある日言われた一言に俺はカッとなった。
『正弘君…束縛しんどい。別れたい。』
ショックだった。
切れた。
思わず殴ると、彼女は吹っ飛び壁に叩きつけられた。
親御さんが抗議に来たとき、お養母さんは何度も頭を下げていた。
不思議だ。
だって俺の愛を分かっていないのは、受けとめ切れていないのは彼女のほうなのに。
彼女が悪いのに。
高校では謹慎処分を受け、その間、俺は絶対に女など愛さないと誓った。