この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
A crescent moon
第14章 進退

その言葉で私は昼のことを思い出し、ようやく気付いた。

たしかこの人はヨシキと話していて…ヨシキが頭を下げていた相手だ。

「どうして聞くんですか?そんなこと…」

「いつからか、と聞いているんだ。」

「…っ…最近…彼と再会…して。」

気圧された私は気づけばこたえていた。

「再会?ということはそれ以前に会ったことが?」

「…一度だけ…友達の紹介で、一年前…」

詳しいことは言わず、良子と初めてsound boxに行った時のことだけを話した。

「…一年前か。じゃあ君は関係ないね…」

「あの、一体…」

全く意味のわからない発言に、私はムッとして聞こうとした。

「いや、すまない。なんでもない。時間を取らせて悪かった。」

「…失礼ですが、人のこと色々聞いてそんな態度はないんじゃないでしょうか?」
/300ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ