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A crescent moon
第5章 過去
私はそっと正弘さんから逃れてフライパンを手にとった。

「すぐにできるから、テレビでも見ていて。」

「うん。」

キッチンから出て行くと、椅子を引いて座ったのが見えた。

私は来月式を挙げる。
このままここで住むし、衣装や全てのことはもう済ませてある。

今さら破棄なんてできない。
する勇気もない。

両親の悲しむ顔も見たくないし、彼にまた殴られるのも怖い。

何より....

(お父さん、またお金借りたんだ....)

十分すぎるくらい、私たち家族は正弘さんに頼りきっているから。

(仙道君…どうしてるかな。)
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