この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
A crescent moon
第5章 過去
『やばい..ない....お母さんはもう止まったみたいだし..』
私は財布を持ってリビングに向かった。
『ごめん、ちょっとコンビニ行ってくる。』
『こんな遅くにか?』
『買わなきゃいけないモノが..』
私が言うと、お母さんが察したように頷いた。
『気ぃつけといでぇ。タクシー呼ぶか?遠いよここからじゃ。』
『送ったるよ。』
仙道くんが箸を止めて立ち上がった。
『え、けど..』
『嫁入り前の女ぁ危ないことなっちゃあいかんし。』
『…じゃあ..』
私は結局、仙道くんの車に乗せて貰った。正弘さんと付き合ってから、ほかの男性の車に乗るのは初めてだった。
私は財布を持ってリビングに向かった。
『ごめん、ちょっとコンビニ行ってくる。』
『こんな遅くにか?』
『買わなきゃいけないモノが..』
私が言うと、お母さんが察したように頷いた。
『気ぃつけといでぇ。タクシー呼ぶか?遠いよここからじゃ。』
『送ったるよ。』
仙道くんが箸を止めて立ち上がった。
『え、けど..』
『嫁入り前の女ぁ危ないことなっちゃあいかんし。』
『…じゃあ..』
私は結局、仙道くんの車に乗せて貰った。正弘さんと付き合ってから、ほかの男性の車に乗るのは初めてだった。