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第5章 過去

（まぁ言わなきゃバレないし..さすがに緊急だし....）

『美和ちゃん車に乗せるん、久しぶりやなぁー』

『ごめんね、わざわざ。』

私が言うと、笑って首を振った。

『ええよ。久々に話したかった所やし。』

『仙道くんには...私が上京してから会ってないから...５年以上か。』

『そないなるかぁ...そら美和ちゃんも女らしくなるはずや。』

その言葉に少しドキッとした。
そのまま沈黙がおり、近くのコンビニに寄せると私は急いで車を下りた。

ナプキンを購入しトイレを借りる。
そういえば...とある記憶が蘇ってきた。