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美少女グラビア誌『マカロン6月号』撮影秘話
第1章 お菓子系少女Rika
メイクを終えて指定の教室に入る。
「お!梨果ちゃん、お疲れさん。」
「あ、真田さん。」
「今日はよろしく。」
「よろしくお願いします。美幸ちゃんは?」
「梨果ちゃんの単発撮影が終わった後だからまだ来てないよ。」
奥に監督さんがいた。
「え?!君がさっきのRikaクン?こりゃ見違えたな……」
「よろしくお願いします。」
「今日は最初にRikaクン単独で撮影する。そのあと別の衣装で美幸さんとのペア撮影になるから。」
監督さんにそう説明された。
「わかりました。」
「では始めようか。」
「しかし小説のヒロインそのままだね。」
「はい、細かいところまで再現して仕立ててもらいました。」
「なるほど、キミ自身も…てかスカート短いねー…。」
上から下まで舐めるように視られる。
「……少し見えても構わない?」
「え?…ええ。」
中は水着だしいいか…
教室での撮影。机に座ったり黒板に絵を描いたり監督が指示するポーズをして真田さんが撮る。とてもスムーズに撮影が進む。だけどスカートから少し水着が見えるどころか丸見えのポーズも多々あった。
「いやー蓋を開けてみればこの子とんだ逸材だ……」
初見の時と明らかに態度が変わった監督。
「でももう少し笑顔が自然にできるといいね。」
そこは指摘されてしまった……
「梨果ちゃん緊張してるでしょ。」
と真田さん。
「そりゃ…まぁ。えへへ。」
次に校庭での撮影を行った。新品のローファーで校庭を走らされるのに慣れなかった。ジャンプしたり鉄棒したりスカートから水着がたくさんチラ見えしたと思う。
“男性をいかに喜ばせるか”そういう雑誌の撮影なのはわかってる。でもせっかく花凜の衣装を着ているのにここまでの撮影でちっとも花凜らしさを感じる場面はなかった。
「すみません、私からの提案なのですが……」
勇気を出して監督さんへ提案する。生意気だとか怒られたらどうしよう……
「何かね?」
「ここピアノはありますか?花凜はピアノを弾くんです。それを撮っていただきたいです。」
「なるほど、音楽室にあるよ。すぐ移動しよう。」
監督さんが快諾してくれてホッとする。
知らないで提案したけど音楽室は四階だった。真田さんたちは重い機材を校庭から四階まで移動することになってしまった。
(真田さんゴメン!)
「お!梨果ちゃん、お疲れさん。」
「あ、真田さん。」
「今日はよろしく。」
「よろしくお願いします。美幸ちゃんは?」
「梨果ちゃんの単発撮影が終わった後だからまだ来てないよ。」
奥に監督さんがいた。
「え?!君がさっきのRikaクン?こりゃ見違えたな……」
「よろしくお願いします。」
「今日は最初にRikaクン単独で撮影する。そのあと別の衣装で美幸さんとのペア撮影になるから。」
監督さんにそう説明された。
「わかりました。」
「では始めようか。」
「しかし小説のヒロインそのままだね。」
「はい、細かいところまで再現して仕立ててもらいました。」
「なるほど、キミ自身も…てかスカート短いねー…。」
上から下まで舐めるように視られる。
「……少し見えても構わない?」
「え?…ええ。」
中は水着だしいいか…
教室での撮影。机に座ったり黒板に絵を描いたり監督が指示するポーズをして真田さんが撮る。とてもスムーズに撮影が進む。だけどスカートから少し水着が見えるどころか丸見えのポーズも多々あった。
「いやー蓋を開けてみればこの子とんだ逸材だ……」
初見の時と明らかに態度が変わった監督。
「でももう少し笑顔が自然にできるといいね。」
そこは指摘されてしまった……
「梨果ちゃん緊張してるでしょ。」
と真田さん。
「そりゃ…まぁ。えへへ。」
次に校庭での撮影を行った。新品のローファーで校庭を走らされるのに慣れなかった。ジャンプしたり鉄棒したりスカートから水着がたくさんチラ見えしたと思う。
“男性をいかに喜ばせるか”そういう雑誌の撮影なのはわかってる。でもせっかく花凜の衣装を着ているのにここまでの撮影でちっとも花凜らしさを感じる場面はなかった。
「すみません、私からの提案なのですが……」
勇気を出して監督さんへ提案する。生意気だとか怒られたらどうしよう……
「何かね?」
「ここピアノはありますか?花凜はピアノを弾くんです。それを撮っていただきたいです。」
「なるほど、音楽室にあるよ。すぐ移動しよう。」
監督さんが快諾してくれてホッとする。
知らないで提案したけど音楽室は四階だった。真田さんたちは重い機材を校庭から四階まで移動することになってしまった。
(真田さんゴメン!)