この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛蜜花 〜優しいSとMの関係〜
第2章 2

早足でその場を去る。
…で、帰宅する予定だったのに。
キー、コー、キーっ…
懐かしい金属音がする。
プシュと、炭酸水の缶を開ける音に続いて、ゴクゴクと喉を鳴らす音がした。
ーー急いでコンビニから去ったのに、少し離れたところで呼ばれる声がして、後ろを振り返る。
『おーいっ、おーいっ、
葵さーんっ』
見ると、さっきの紳士が手を振りながらこっちにやって来る。
やがて、私に追い付くと、
『落とし忘れたもの。』
と、言って拾い忘れられた缶チューハイを差し出した。
『本当、すみません』と、手を差し出すと、
『さっきから、そればっかりだね』
と、にこやかに笑った。
そしてコンビニの袋を指差すと、『家でパーティ?』と聞かれた。
ーで、結局。
すぐ近くの公園で、二人で缶チューハイを飲んでいるのだけど。
…で、帰宅する予定だったのに。
キー、コー、キーっ…
懐かしい金属音がする。
プシュと、炭酸水の缶を開ける音に続いて、ゴクゴクと喉を鳴らす音がした。
ーー急いでコンビニから去ったのに、少し離れたところで呼ばれる声がして、後ろを振り返る。
『おーいっ、おーいっ、
葵さーんっ』
見ると、さっきの紳士が手を振りながらこっちにやって来る。
やがて、私に追い付くと、
『落とし忘れたもの。』
と、言って拾い忘れられた缶チューハイを差し出した。
『本当、すみません』と、手を差し出すと、
『さっきから、そればっかりだね』
と、にこやかに笑った。
そしてコンビニの袋を指差すと、『家でパーティ?』と聞かれた。
ーで、結局。
すぐ近くの公園で、二人で缶チューハイを飲んでいるのだけど。

