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愛蜜花 〜優しいSとMの関係〜
第2章 2
『なんで名前?』

缶チューハイを口に運びながら、さっき名前を呼ばれたことを思い出して聞いてみた。
確かあの日、特に自己紹介はしてないはずだった。
現に、私は彼の名前を知らない。

『あっ、ごめん。
この間、君の友達が呼んでたのを聞いていたから。』

と、頬をポリポリと掻いていた。
あー、なるほど。
そういえばあのとき、凛子に名前呼ばれてたかもしれない。

『記憶力良いんですね。』

と、やっぱり他愛もない話をして、気付けばしばらく時間が過ぎていた。

先に時計を見たのは、彼の方だった。

『あっ、ごめん。
時間、遅くなっちゃったね。
大丈夫?』

私も同じように、時計を見る。
けれど、まぁ…25歳の女が心配するような時間ではない時間だ。

『明日休みですし、私は大丈夫ですよ』
『けど、ほら。
家の人とか、彼氏とか。
心配するんじゃない?』
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