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愛蜜花 〜優しいSとMの関係〜
第2章 2

途中お酒を買い足して、夏目さんのマンションにお邪魔することになった。
…初対面じゃないとはいえ。
流れで男の一人暮らしの家にお邪魔することになるとは。
凛子に言ったら、叫び出しそうだ。
『どうぞ』
と、黒い革張りのソファーに案内される。
全体的に無駄のない部屋。
綺麗に片付けられて、全体的に品よく揃えられた家具。
全く生活感がないわけではないけれども、ちゃんと整頓されていて、何と無く性格が現れている感じだった。
結局、二人でお酒を交えながら楽しく会話をして時間が過ぎていった。
下心があるのかなとか、心配しなかったわけではなかったけど、全然大丈夫そうだった。
『それにしても、夏目さんに彼女が居ないなんて、凄い不思議です。』
『あはは。
それを言うなら、葵さんの方がだよー。』
『私は、全然ですよー。
ほら、この間居た友達。
あの子は、凄い男受け良いんですけどねー。』
あははーと笑って、手元のグラスの中身を一気に空ける。
流石に…ちょっと飲み過ぎたかも。
そろそろ、止めないと帰宅できなさそうだなと、そう思っていた。
『次、何飲む?』
多分、夏目さんも相当にお酒が好きなのか。
家には色々な種類のお酒が常備してあった。
『あ…でも、私そろそろ。』
ヨロヨロっと立ち上がろうとすると、バランスを崩して、夏目さんの方へ倒れこんでしまった。
シラフのときみたいに、すぐに立ち上がることもできず、夏目さんに掴まれたまま、夏目さんと視線を合わせ、
『今日は、何度もすみません』
と謝って立ち上がった…つもりが、結局ソファーに倒れこんでしまった。
…初対面じゃないとはいえ。
流れで男の一人暮らしの家にお邪魔することになるとは。
凛子に言ったら、叫び出しそうだ。
『どうぞ』
と、黒い革張りのソファーに案内される。
全体的に無駄のない部屋。
綺麗に片付けられて、全体的に品よく揃えられた家具。
全く生活感がないわけではないけれども、ちゃんと整頓されていて、何と無く性格が現れている感じだった。
結局、二人でお酒を交えながら楽しく会話をして時間が過ぎていった。
下心があるのかなとか、心配しなかったわけではなかったけど、全然大丈夫そうだった。
『それにしても、夏目さんに彼女が居ないなんて、凄い不思議です。』
『あはは。
それを言うなら、葵さんの方がだよー。』
『私は、全然ですよー。
ほら、この間居た友達。
あの子は、凄い男受け良いんですけどねー。』
あははーと笑って、手元のグラスの中身を一気に空ける。
流石に…ちょっと飲み過ぎたかも。
そろそろ、止めないと帰宅できなさそうだなと、そう思っていた。
『次、何飲む?』
多分、夏目さんも相当にお酒が好きなのか。
家には色々な種類のお酒が常備してあった。
『あ…でも、私そろそろ。』
ヨロヨロっと立ち上がろうとすると、バランスを崩して、夏目さんの方へ倒れこんでしまった。
シラフのときみたいに、すぐに立ち上がることもできず、夏目さんに掴まれたまま、夏目さんと視線を合わせ、
『今日は、何度もすみません』
と謝って立ち上がった…つもりが、結局ソファーに倒れこんでしまった。

