この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛蜜花 〜優しいSとMの関係〜
第2章 2
なんか、今日の私はどうかしてる。
いつもなら、もっとスマートに色々やってのけて来たはずだ。
こんなに酔って醜態晒しちゃって。
…いい大人の女なのに。

『だって…私…
今日なんて、迷惑かけてばっかりだし。
みっともないところしか見せてないし。
この間だって、一人で窓際の隅で飲んでただけだし。
…今日も、なんでもない話してただけだし。

…それに…』

『それに?』

私の言葉を、ちゃんと聞いてくれるように復唱してくれる。
この人になら…

『私…可愛げがないですもん。』

…これは、私の最大の悩みだった。
今まで付き合って来た彼氏に、最後の別れの台詞として、何度も言われてきた事だった。
さっぱりしてるとか、面倒でないとか、言い方を変えれば長所になるけれども。

『確かに…
この間会ったときは、キチンとして、なんだか……
そうだなぁ…隙がない感じだったかもね。
けど、今日こう時間を過ごしてみたら、ほっとけない人だなーと思ったよ。』

そう言うと、控えめに抱き寄せられた。

『僕には、どちらもとても魅力的に感じたけれど。』

頭の上で声がして、顔を上げるとそのまま夏目さんの唇が、私の唇を塞いだ。
/103ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ