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愛蜜花 〜優しいSとMの関係〜
第3章 3

結局、今日の予定も特に決まらず。
『行きたいところとか、ないの?』
『んーーー、んーー、』
必死で考えてみるけれども。
行きたいところがあれば、とっくに予定に組み込んでいるはずだし。
正直、何も思い浮かばない。
『じゃあさ…ちょっと付き合ってもらってもいいかな?』
と、夏目さんから提案された。
『…変なところじゃなければ。』
『大丈夫。だけど、男一人じゃちょっと…ってところだから。』
それなら良いですよーと、二人で笑った。
夏目さんの運転で、家の近くで一度待ってもらった。
さすがに、仕事用の服装では…と、着替えに寄りたいと申し出たのだ。
とは言うものの……
これは、デートなのか…
そこまで意識する必要もないのか…
昨日から全てが今までにない展開過ぎて、どうして良いか良く分からない。
結局…
仕事服までは行かないにしても、それほど甘すぎないくらいの服装に決めた。
夏目さんに連れられたのは、最近話題のパンケーキ屋さん。
情報に疎い私でも、耳にしたことがあった。
…確か、凛子が行きたいって騒いでた気がする。
『仕事のクライアントさんの店でね。
一度見ておかなきゃとは思っていたんだけど、一人じゃつい…ね。』
あ、なるほど。
確かに、店内に客層は8割以上女性だという印象。
『けど、さっき食事したばかりだから、ちょっと他も見て回ろうか』
と、軽く店外をチェックして、店を後にウィンドーショッピングをすることになった。
店からほど近いところを二人でのんびり歩く。
途中、ちょっと気になる店があったから、付き合ってもらって、その後、さっきのお店に戻った。
『…っ、美味しいーっ』
ふわっふわで、見た目にも可愛い盛り付けのパンケーキは、確かに可愛過ぎて、夏目さん一人で来店していたら…ちょっと不釣り合いかも。
その姿を見ながら、夏目さんはコーヒーを飲んでいた。
『夏目さんも、少し食べます?』
その店一番のオススメというパンケーキを注文して、甘いものはたくさん食べられないという夏目さんに、少しだけ勧めてみる。
『じゃあ、少し。』
と、苦笑いして、口に運んでいた。
『行きたいところとか、ないの?』
『んーーー、んーー、』
必死で考えてみるけれども。
行きたいところがあれば、とっくに予定に組み込んでいるはずだし。
正直、何も思い浮かばない。
『じゃあさ…ちょっと付き合ってもらってもいいかな?』
と、夏目さんから提案された。
『…変なところじゃなければ。』
『大丈夫。だけど、男一人じゃちょっと…ってところだから。』
それなら良いですよーと、二人で笑った。
夏目さんの運転で、家の近くで一度待ってもらった。
さすがに、仕事用の服装では…と、着替えに寄りたいと申し出たのだ。
とは言うものの……
これは、デートなのか…
そこまで意識する必要もないのか…
昨日から全てが今までにない展開過ぎて、どうして良いか良く分からない。
結局…
仕事服までは行かないにしても、それほど甘すぎないくらいの服装に決めた。
夏目さんに連れられたのは、最近話題のパンケーキ屋さん。
情報に疎い私でも、耳にしたことがあった。
…確か、凛子が行きたいって騒いでた気がする。
『仕事のクライアントさんの店でね。
一度見ておかなきゃとは思っていたんだけど、一人じゃつい…ね。』
あ、なるほど。
確かに、店内に客層は8割以上女性だという印象。
『けど、さっき食事したばかりだから、ちょっと他も見て回ろうか』
と、軽く店外をチェックして、店を後にウィンドーショッピングをすることになった。
店からほど近いところを二人でのんびり歩く。
途中、ちょっと気になる店があったから、付き合ってもらって、その後、さっきのお店に戻った。
『…っ、美味しいーっ』
ふわっふわで、見た目にも可愛い盛り付けのパンケーキは、確かに可愛過ぎて、夏目さん一人で来店していたら…ちょっと不釣り合いかも。
その姿を見ながら、夏目さんはコーヒーを飲んでいた。
『夏目さんも、少し食べます?』
その店一番のオススメというパンケーキを注文して、甘いものはたくさん食べられないという夏目さんに、少しだけ勧めてみる。
『じゃあ、少し。』
と、苦笑いして、口に運んでいた。

