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愛蜜花 〜優しいSとMの関係〜
第3章 3
その後、シャワーに行ってしまった幸介。
一人取り残されると、さっきの行為が蘇ってきて、更に顔が熱くなった。

……な、なんなんだろう。
全てのことが初めてで。
…でも、これってセックスじゃないよね?
ただの、愛撫の延長?
で、もしかすると、あれがイクってことだったのかな。

さっきの感覚を思い出そうとすると、身体が…特にさっき一番快楽を受けた場所が熱くなった。

それと同時に、の気持ち良さを思い出そうとすると、また恥ずかしくなる。
けど…
また欲しい。
身体が疼く。

幸介のキスも愛撫も、たまらなくまた欲しくなった。
私…どうしちゃったのだろう。
これじゃあ、ただの痴女じゃない。

…それよりも。
幸介の魅力にハマってる自分が本当に怖かった。

幸介は、『いっぱい感じてくれたら、それが一番嬉しい』って言うけれども…
その感覚が、私にはよく分からなかった。

『お風呂、いいよー。
せっかくだから一緒に入れば良かったのに。
洗ってあげるよ?』

と、腰にタオルを巻いただけの幸介が、イタズラっぽく笑って、またソファーの隣に座った。
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