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愛蜜花 〜優しいSとMの関係〜
第5章 5
ど、ど、ど、どーしよう…
見ると私は全裸で。
この間みたいにバスタオルがないかとか、キョロキョロしてみるけれど、今回は本当に何もないみたいだった。
シャワーを浴びた記憶もないし。
もちろん、なんで全裸で居るのか、その理由もさっぱりわからない。
しかも、幸介の姿もない。
どーしようっ!
必死で色々考えるけれども、本当に今回ばかりはこのあられもない姿で、寝室を出る他なさそうだ。
扉を開くと、そこに幸介は居るわけで。
『おはよう…ございます』
と、視線を合わせられずに顔だけ扉から出して挨拶する。
経緯を聞きたいけれど、どうやって何を聞いたらいいのかよく分からない。
ズキズキする頭が、素敵な流れでここに辿り着いたのではないってことを物語っては居るけれど…
『…ごめんなさい。』
顔を上げた幸介と、バッチリ目が合った。
『何が?』
『いや…その、迷惑かけちゃって…』
多分…と、思ったけど。
いや、きっと迷惑かけちゃってる。
そう思った私は、謝るのが一番得策かと思った。
『特に、何もなかったよ』
と、ソファーの空いているところをポンポンと叩いて、呼んでいる感じだった。
顔だけ見せている私だけれども。
『あの…何か着るものを…』
と、小さく呟くと、
『そのままおいでよ』
と、幸介は笑った。
……そう来ると思ってたけど。
けど…さぁ。
この間、恥ずかしい思いもたくさんしたけど…さぁ。
また、少し時間を開けた分、リセットされてるところもあるわけで。
見ると私は全裸で。
この間みたいにバスタオルがないかとか、キョロキョロしてみるけれど、今回は本当に何もないみたいだった。
シャワーを浴びた記憶もないし。
もちろん、なんで全裸で居るのか、その理由もさっぱりわからない。
しかも、幸介の姿もない。
どーしようっ!
必死で色々考えるけれども、本当に今回ばかりはこのあられもない姿で、寝室を出る他なさそうだ。
扉を開くと、そこに幸介は居るわけで。
『おはよう…ございます』
と、視線を合わせられずに顔だけ扉から出して挨拶する。
経緯を聞きたいけれど、どうやって何を聞いたらいいのかよく分からない。
ズキズキする頭が、素敵な流れでここに辿り着いたのではないってことを物語っては居るけれど…
『…ごめんなさい。』
顔を上げた幸介と、バッチリ目が合った。
『何が?』
『いや…その、迷惑かけちゃって…』
多分…と、思ったけど。
いや、きっと迷惑かけちゃってる。
そう思った私は、謝るのが一番得策かと思った。
『特に、何もなかったよ』
と、ソファーの空いているところをポンポンと叩いて、呼んでいる感じだった。
顔だけ見せている私だけれども。
『あの…何か着るものを…』
と、小さく呟くと、
『そのままおいでよ』
と、幸介は笑った。
……そう来ると思ってたけど。
けど…さぁ。
この間、恥ずかしい思いもたくさんしたけど…さぁ。
また、少し時間を開けた分、リセットされてるところもあるわけで。