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私は夫以外の男のモノになった
第5章 教室3

そこには、いつもと変わらない徹君の背中があった。
ああ、今すぐ。この背中に抱き着きたい。
でも、もう無理だ。
きっとお腹の子供の父親は、夫だから。
このまま帰ろう。
そう思った時だ。
「美月?」
顔を上げると、陽のような柔らかい微笑みがあった。
「何してるの?早くこっち来て。」
大きな手招きに誘われるように、私は徹君の側に寄った。
そして気づいた。
あの時の絵に、色を付けている事を。
乳首は今にも吸い付きたくなるようなピンク色に塗られ、唇は熟れた果実のような仕上がりだった。
「どう?美月に近づいたでしょ。」
「あ、うん……」
「でも、本物の美月には敵わないや。」
ああ、今すぐ。この背中に抱き着きたい。
でも、もう無理だ。
きっとお腹の子供の父親は、夫だから。
このまま帰ろう。
そう思った時だ。
「美月?」
顔を上げると、陽のような柔らかい微笑みがあった。
「何してるの?早くこっち来て。」
大きな手招きに誘われるように、私は徹君の側に寄った。
そして気づいた。
あの時の絵に、色を付けている事を。
乳首は今にも吸い付きたくなるようなピンク色に塗られ、唇は熟れた果実のような仕上がりだった。
「どう?美月に近づいたでしょ。」
「あ、うん……」
「でも、本物の美月には敵わないや。」

