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梨果サイドストーリー
第1章 ヌードモデルになった日
一番前に陣取ってる自転車屋さんと田村さんも私の女の子の部分を無遠慮に見ながらモジモジ動いてる。イーゼルの画板の下からズボンが見える。
あれ?前を膨らませている??
ん?みんな大きくなってる?気のせい??

??…保健体育で習った。でも私なんかで“ぼっき”する…?

えーと…急に変な気分になってきた。単に貧相な身体を見られるのが恥ずかしいと思ってたんだけど、もしかしたら女として見られてると思ったら本当の意味での“羞恥心”が沸いてきた。

いやぁ…は、恥ずかしい…も、もしかして私“イヤラシイ目”で見られてる!?

瞬間自分のアソコがジワリとくる感覚があった。

ヤバい見られる!!

恥ずかしさとアソコが濡れるのが怖かった。裸を見られて男性が“ぼっき”するのを察して恥ずかしいのに濡らしてしまっている。
このままこの場にいるのは限界だった。アソコから液体が外に漏れ出しそうだし気持ち的にも…
涙が自然と溢れてきた。

(助けてお父さん…)

お父さん?…あれ?

「!!!!!!??」

父に助けを求める視線を送ると私を見ている父のスラックスの前も明らかに隆起していた。

えっ?!嘘でしょ!お父さんまで…?

ショックで皆の前で号泣してしまった。嗚咽をあげて呼吸が苦しかった。アソコが熱くなり立てた膝は緩んでしまい隠すどころではなくなった。
近づいて屈んで覗き込む人もいた気がするけど気にする事ができなかった。

「先生!モデルさん落ち着くまで少し休憩にしませんか?しかもこの後は性器が見えない形に変更しましょう。これじゃあまりに可哀想です。」

見知らぬ受講者の声が上がった。
私は急いでバスローブを着て教室から逃げた。

トイレに駆け込みアソコを確認するとやはり濡れていた。受講者にばれたかもしれないと怯えながらティッシュで拭いた。

逆に喉は渇いて廊下の給湯室で水を一杯飲んだ。思い出すとまた涙がでてくる。


「…梨果さん、だっけ?大丈夫?おや、ダメだよそんな格好で廊下にでちゃ。」
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