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梨果サイドストーリー
第1章 ヌードモデルになった日
憂鬱だけどこの後もヌードモデルを続けるしかない。ここまで逃げ出すと父や大勢に迷惑をかけることになる。
無心になって再び みんなはジャガイモだ!と念じてやろう。
あの人のおかげでこの後はアソコを丸出しにされる心配もなくなったし。
携帯を見ながら気分を紛らわした。

「じゃあ再開しましょうか。梨果、今度は普通に膝を上げずに楽な姿勢で座りなさい。」

講師である父の一声。

今度は台に座ってからバスローブを脱いだ。失敗は繰り返さないもんね。
さっき“イヤラシイ目”で見ていたお父さんに無言でそれを突き渡した。なんかムカつくし。

休憩後のポーズはいわゆるペタンと座る女の子座り。両手は膝の横で上体を預ける前屈みのスタイルだった。
下の毛は少し見えるけど股をピッタリ閉じてるのでさっきよりは大分マシだった。胸もさっきみたいに反らすより前屈みの方がちょっとは大きく見えると思うので体裁が保てた。よし、谷間ができてる。

だけど大勢の人達に裸を見られて恥ずかしいのは変わらずあるし、やっぱり今も男性陣の股間は隆起しており、性的に見られているという認識での羞恥心はどんどん育まれていた。

廊下で会った男性も人一倍大きくしてて特に気になって見てた。そのせいで度々目が合ってギョっとして目をそらした。ちょっとイケオジかも。なんてね。

私も下に敷いた布を濡らしてしまわないかドキドキした。

中盤以降は教室を中座する(おトイレ?)受講者さん達がちょくちょくいたけど扉の開閉には気を使ってくれていた。

私も素人ながら小さい頃父に教わったモデルの心得を思い出し、長時間動かずに堪えた。

誰も喋らず静かに鉛筆が紙を滑る音。時が経ち蝉の声は蜩に変わり窓から夕日が差し込み私の裸を照らしてきた。

「それでは今日はこのくらいにしましょう。」

父がそう言うと私は胸と股間を隠しながら父の手渡すバスローブを無言で奪い、また逃げるように更衣室とされた準備室に戻った。
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