この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
祐子
第1章 祐子 : その1
あまり飲めないビールを飲み過ぎたせいか、ベッドに入ってもなかなか寝付けず
ぼんやりと今日の会社での出来事を思い返していた。
「ありがとう!」と白い歯を見せて微笑む村瀬部長の顔がうかんだ。
頼まれた資料を作成し届けた時のことだった。
祐子は今年の春から、村瀬部長の専属秘書になっていた。
「今後、我が社を背負って立つ人物だ」上司から村瀬部長のことを、そう説明された時、とても緊張したのを思い出した。
想像していたとおり、村瀬部長は尊敬に値する、仕事のできる人物だった。ただ、仕事以外の話は一切しないのが、祐子には少し不満だった。
「ありがとう!」とお礼を言われたのは初めてではなかったが、何故か今日はとても嬉しかった。
村瀬部長のことを考えていたとき、祐子はふと下半身に違和感を感じ、パジャマのズボンの中に右手を入れた。
祐子はなんとなく締め付けられる感じが嫌で、高校時代から寝る時には下着は付けていない。
「いやだ…濡れてる!」
驚きと恥ずかしさで手を引こうとした瞬間、また、村瀬部長の笑顔が現れた。
右手は祐子の意志に逆らって、恥毛をかきわけ襞に隠れていた蕾を捉えた。
「いっ、いや…」
一瞬、右手は躊躇したように動きを止める。
「いや…、やっ…やめないで…」
右手は前にもまして大胆に動き出した。
前の彼と別れてから、3年以上も放ったらかしにされていた祐子の蕾は、嬉しさに身を震わせていた。
ぼんやりと今日の会社での出来事を思い返していた。
「ありがとう!」と白い歯を見せて微笑む村瀬部長の顔がうかんだ。
頼まれた資料を作成し届けた時のことだった。
祐子は今年の春から、村瀬部長の専属秘書になっていた。
「今後、我が社を背負って立つ人物だ」上司から村瀬部長のことを、そう説明された時、とても緊張したのを思い出した。
想像していたとおり、村瀬部長は尊敬に値する、仕事のできる人物だった。ただ、仕事以外の話は一切しないのが、祐子には少し不満だった。
「ありがとう!」とお礼を言われたのは初めてではなかったが、何故か今日はとても嬉しかった。
村瀬部長のことを考えていたとき、祐子はふと下半身に違和感を感じ、パジャマのズボンの中に右手を入れた。
祐子はなんとなく締め付けられる感じが嫌で、高校時代から寝る時には下着は付けていない。
「いやだ…濡れてる!」
驚きと恥ずかしさで手を引こうとした瞬間、また、村瀬部長の笑顔が現れた。
右手は祐子の意志に逆らって、恥毛をかきわけ襞に隠れていた蕾を捉えた。
「いっ、いや…」
一瞬、右手は躊躇したように動きを止める。
「いや…、やっ…やめないで…」
右手は前にもまして大胆に動き出した。
前の彼と別れてから、3年以上も放ったらかしにされていた祐子の蕾は、嬉しさに身を震わせていた。