この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
祐子
第1章 祐子 : その1
昨夜、飲み過ぎたわりにはスッキリとした目覚めだった。
気分は爽やかだったが、身の回りは乱れていた。パジャマの上着は、ボタンが全てはずされ大きく胸をはだけ、ズボンはひざ下までずり下がっていた。中でも祐子を最も驚かせたのは、まるでおねしょをしてしまったかのように、大きな染みを拡げたシーツだった。
パジャマとシーツを洗濯機に放り込み、シャワーを浴びながら、昨夜の事を思い出していた。
祐子は自分の右手が、村瀬部長のそれになった様な錯覚に陥っていたのだ。
あの後、左手も加勢して祐子の胸を攻撃し、最後には部長の男根と化した人差し指と中指が、はげしい抽送を繰り返していた。
「村瀬部長…」
頂きに昇りつめるとき、祐子はそう口走り体を痙攣させ続けたのだった。
「オナニーであんなに感じてしまうなんて…」
「私の身体、どうかしちゃたのかしら…」
祐子は自分は淡泊な方だと思っていた。実際のセックスでも、昨夜のような強烈なオルガスムスは、今まで経験したことはなかった。
そんなことを、ぼんやり考えながらシャワーにうたれていると、右手がするすると祐子の恥唇に擦り寄ってきた。
「バッ、バカッ。そんなことしてたら遅刻しちゃう!」
急いで服を着て、朝食のハムエッグを焼いている時、鼻歌を歌っている自分に気付き、何故か顔を赤らめた。
「行ってきます。」
いつにない弾んだ挨拶を残し、会社へとむかった。
(会社へ行けば、部長に会える!)
気分は爽やかだったが、身の回りは乱れていた。パジャマの上着は、ボタンが全てはずされ大きく胸をはだけ、ズボンはひざ下までずり下がっていた。中でも祐子を最も驚かせたのは、まるでおねしょをしてしまったかのように、大きな染みを拡げたシーツだった。
パジャマとシーツを洗濯機に放り込み、シャワーを浴びながら、昨夜の事を思い出していた。
祐子は自分の右手が、村瀬部長のそれになった様な錯覚に陥っていたのだ。
あの後、左手も加勢して祐子の胸を攻撃し、最後には部長の男根と化した人差し指と中指が、はげしい抽送を繰り返していた。
「村瀬部長…」
頂きに昇りつめるとき、祐子はそう口走り体を痙攣させ続けたのだった。
「オナニーであんなに感じてしまうなんて…」
「私の身体、どうかしちゃたのかしら…」
祐子は自分は淡泊な方だと思っていた。実際のセックスでも、昨夜のような強烈なオルガスムスは、今まで経験したことはなかった。
そんなことを、ぼんやり考えながらシャワーにうたれていると、右手がするすると祐子の恥唇に擦り寄ってきた。
「バッ、バカッ。そんなことしてたら遅刻しちゃう!」
急いで服を着て、朝食のハムエッグを焼いている時、鼻歌を歌っている自分に気付き、何故か顔を赤らめた。
「行ってきます。」
いつにない弾んだ挨拶を残し、会社へとむかった。
(会社へ行けば、部長に会える!)