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僕の麗子さん
第2章 初体験

僕の舌と朱音の舌が縺れ合い絡み合っていた。
キスをする時のチュパチュパと言う音が静かな部屋に響いている。

僕はキスをするのに夢中になった。

男の本能と言うものなのだろうか。
僕は自分から朱音に深いキスをしていった。

朱音の口角から唾液がしたたり落ちている。
僕はその唾液を指で拭って顔を離した。

「領くんて、初めてのキスなのに、キスが上手いんだね…」

朱音はちょっと潤んだ目で僕を見つめていた。
僕はその言葉を聞くと自信が湧いてくるのを感じた。

僕たちは貪るようにキスを繰り返した。
徐々に興奮してくるのに気づく。

僕は朱音をベッドへと押し倒していた。
朱音のか細くて痩せすぎていると思えるほどの身体を僕は抱きしめていた。

外からは学校帰りの小学生の笑い声が聞こえていた。



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