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第2章 ７週間

8月14日　

お盆の中日　勇太は　布団で横に成り　
本棚に飾った　恵美とのツーショットを
眺め　溜息を付き　部屋を暗くして　目を閉じた
エアコンが微かに　冷たい風を送り　
窓から街灯が　レースのカーテンに　
白い光を浮かばせていた

・・・ゆうた・・・　恵美の声が聞こえ　飛び起き　明かりを・・・

・・・ゆうた　そのままで良いよ・・・　耳元で聞こえる

・・・恵美！！・・帰って来たの？・・・

・・・お盆だから　明日は向こうに帰る・・・

・・・昨日　帰って来たけど・・・・

・・・お母さんたちの処と　沙也と千鶴の処へ行ったの・・・

・・・勇太の処は　今日と明日　うふ　一緒・・・

・・・色々　分かったよ　教えて上げる・・・・

・・・勇太とお別れして　ぐるん　そんな感じかな・・・　

・・・ここと同じ　世界なんだけど

・・・回転扉を抜けるみたい　静かなの　音はしないは・・・

・・・皆　精神（こころ）が漂っているの・・・　

・・・心が重なると　その人の心が

・・・私の心にプリントされて　その人に私の心がプリントされるの

・・・色々　教えて貰った　心の中の人が　あそこは行かないで

・・・教えてくれた　処が有って・・・　

・・・そこに　少し色の付いた心達が　集まって居たは

・・・邪悪な　心の人達が集まって　そこから抜けて　

・・・白い心になる　精神も居るけど

・・・もっと　悪い心を集めて行く　精神も居るのよね　

・・・その人たちが　その心を

・・・もったまま　生まれ変わると・・・・

・・・それからね・・・・