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待ち合わせは 初めてキスをした処
第5章 待ち合わせの場所へ
ーーー
ーーー
恵美は 高校一年生に成り アルバイトを 始め アルバイトの
お金を 全部 貯金して 来年と 心を躍らせ 心の中で
誓っていた
・・・ゆうた 待ってて 来年 行くから・・・
恵美は トミーズのファンクラブに 入会して
クラスの 中学から仲の良い彩音と友香と 下校の時は
トミーズのケンが素敵 いやジミーでしょう 彩音が言うと
トムが良いと 友香は譲らない
コンサート行きたいね チケットと取れないよ 取れたら行く?
二人が目を輝かせ 行きたいね 応募してみよう 三人は
何度も 電話とパソコンを駆使して 応募したが 何時も
外れていた 恵美は 高校二年まで バイトを続け 貯金も貯まり
ゴールデンウイークが終わり 日差しが強く成って来たある日
神社の境内に 何時もの様に 大判焼きを持ち
ぽー と呼ぶと 縁側にポーが現れ 舌なめずりをして 恵美を見て
「何か用か?」 すこし ぶっきら棒に言い 恵美を見て来る
「良いよ 私が食べるから・・・」 恵美が口元に運ぶと
ポーは 慌てて
「 恵美ちゃん 何か 頼みが有るの? 」
優しい声音で 聞いて来た
手の平に大判焼きを千切り 乗せると 虚空に消え
ポーが幸せそうな顔をして 舌なめずりをして 恵美を見る
恵美は幾つもに 千切った大判焼きを手に乗せ
虚空に消えるのを繰り返し
「ポー お願いが有るの 」
「 お盆の時の トミーズのコンサート 3枚 当てて 」
「 お土産に キリン堂の 羊羹 買って来るから 」
「キリン堂の 羊羹!」
「あの 有名な キリン堂の 羊羹 」
ポーの目が光り 舌なめずりをして 恵美を見て
「 約束だぞ キリン堂の羊羹 」
そう言い残し 消えて行った
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恵美は 高校一年生に成り アルバイトを 始め アルバイトの
お金を 全部 貯金して 来年と 心を躍らせ 心の中で
誓っていた
・・・ゆうた 待ってて 来年 行くから・・・
恵美は トミーズのファンクラブに 入会して
クラスの 中学から仲の良い彩音と友香と 下校の時は
トミーズのケンが素敵 いやジミーでしょう 彩音が言うと
トムが良いと 友香は譲らない
コンサート行きたいね チケットと取れないよ 取れたら行く?
二人が目を輝かせ 行きたいね 応募してみよう 三人は
何度も 電話とパソコンを駆使して 応募したが 何時も
外れていた 恵美は 高校二年まで バイトを続け 貯金も貯まり
ゴールデンウイークが終わり 日差しが強く成って来たある日
神社の境内に 何時もの様に 大判焼きを持ち
ぽー と呼ぶと 縁側にポーが現れ 舌なめずりをして 恵美を見て
「何か用か?」 すこし ぶっきら棒に言い 恵美を見て来る
「良いよ 私が食べるから・・・」 恵美が口元に運ぶと
ポーは 慌てて
「 恵美ちゃん 何か 頼みが有るの? 」
優しい声音で 聞いて来た
手の平に大判焼きを千切り 乗せると 虚空に消え
ポーが幸せそうな顔をして 舌なめずりをして 恵美を見る
恵美は幾つもに 千切った大判焼きを手に乗せ
虚空に消えるのを繰り返し
「ポー お願いが有るの 」
「 お盆の時の トミーズのコンサート 3枚 当てて 」
「 お土産に キリン堂の 羊羹 買って来るから 」
「キリン堂の 羊羹!」
「あの 有名な キリン堂の 羊羹 」
ポーの目が光り 舌なめずりをして 恵美を見て
「 約束だぞ キリン堂の羊羹 」
そう言い残し 消えて行った