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第5章 待ち合わせの場所へ

「食事いこうか　何　食べたい？」

「決まってる　ハンバーガーとLコーラ」　
嬉しそうに話す

勇太が立ち上がると　腕を絡め　胸の膨らみを押し付けて来た
二人汐入駅へ向かい　左折して　モザイク通りに入って行った

「なつかしいーー　変わってる　」　

恵美のテンションは上がりっぱなしだった
学生の頃　良く入ったバーガーショップを見つけ　
引き攣る様に入って行くと　カウンターの前で　
ハンバーガーとコーラを頼み　席に座ると　
ハンバーガーの袋を　押しつぶし　開くと　
口を大きく開け　一口かぶりつく

「　食べたかったー　20年振り変わってない　」　
大きな声で言うと

目を輝かせ　ハンバーガーの袋を開き　ポテトを　口の中へ放り込み
喋るか　食べるか　何方かを繰り替えし　コーラを飲み終わると
ふーーーー　と息を吐き

「夢　叶ったーーーー」　
目を輝かせ話すと勇太を見て

「勇太　何処に泊ってるの　」

「駅前の　ホテル　明後日まで取って居るけど」

「私も　一緒に泊れるよね　今夜は優しくしてね　まだ処女だから」

勇太は飲みかけた　コーラを吹き出しそうになるのを堪え　
慌てて周りを見回した