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とある家族の裏事情
第6章 裏事情 〜妻と夫の事情 1 〜

それから彼は私の事を何かと
気にかけてくれるようになった

自分の家の、お手伝いさんが
作ったおかずを分けてくれたり
一緒に洗濯物を畳んでくれたり……

彼も食事は1人だから…と
仲良くなってからは毎日、私の家で
一緒に夕飯を食べるようになっていた


すごく楽しくて穏やかな日々だった












小学4年生になり…

何が、きっかけかは思い出せないが
私は自慰を覚えた……

お兄ちゃんと夕食を食べて彼が
帰って1人になると、毎日
指で弄って快楽に耽るのが日課になった












体は、子供でも所詮は雌だったのか…

いつの間にか小さな芽を
いじるだけでは足りなくなり
指も挿入するようになっていた

指にも慣れると、
いよいよ物足りなくなってきた…





やってはイケナイ事と、
わかりながらも母のタンスや
クローゼットを漁った

子供というのは悪知恵が
働くもので、普段と物の配置が違う…
と、怪しまれないように
細心の注意を払った



漁り始めてから3日、ついに
母のバイブを見つけた



それは、黒くて大きくて
ゴツゴツした物だった
一般の成人男性のモノよりも
一回りは大きいか…
まだ、箱に入っていてビニールが
付いている
新品のようだ…

未使用だが古い物なのか、
電池を替えても動かなかった



動かなくても構わなかった…
物足りなさを感じる穴を
埋めるには充分だ




最初はバイブの亀頭の部分しか
入らず「ちゅぽっちゅぽっ」と
動かすだけで、すごく気持ちが良かった

しかし、徐々に穴は広がる
広がった分を埋めたくなり
奥へ奥へ…と、進んでいった



途中まで入れた時に鋭い痛みを
感じて急いで引き抜くと
血が付いていた……
急に恐ろしくなって、
それから数日は自慰を辞めた…


血の正体が知りたくて
図書館で調べると、初めての
女性は血が出る人も居るらしい…

病気じゃないと、わかって安心した







6年生に進級した

お兄ちゃんは中学3年生になっていた



私は黒いバイブを全て呑み込み…
奥に「ゴチュッゴチュッ」と当たるように
激しく動かすのにハマっていた

今、思えば小学6年生にして
ポルチオで絶頂していたんだと思う

快楽への探究心、故に
私は性欲モンスターとなっていた

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