この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ママ活
第4章 愛しのお姉様と姫とママ


「古賀さんの好きそうなこと」

「……明咲」

「っ、佐和子さん?!」


 ついときめいてしまうほど優しい声に呼ばれた直後、明咲は佐和子の豊満な胸に背中をうずめた。後方から捕らえてきた腕。ほど良く弾力も感じる反面、その抱擁は、腕や鎖骨の肉づきの薄さも伝わる。

 佐和子の指が、明咲の唇に触れた。その指が口内に進入して、歯列や舌を撫で回す。


「あ……ぁっ、さわっ、……」


 女の秘境をまさぐっている時に似ている。佐和子の指が歯茎や口蓋を踊って、喉に迫る。人差し指が加わって、明咲は喉を露出した。お舐めなさい、というささめきに従った舌に、佐和子の指が唾液を促す。口内にとどまれなかったそれが、顎を伝う。


「古賀さん、刺激が強いわ……」

「まさか、お付き合いされているの?」

「本当はお二人で旅行されていたとか……」


 三人目の女の推理は、佐和子によって否定された。

 明咲にも佐和子にも、同伴者は別にいる。

 だとすればどういう関係か。

 女の一人の質問に、佐和子が息を吸った。


「皆様がお好きそうな関係よ」


 まぁぁ、と大袈裟な声が上がった。

 どこのギャラ飲みで知り合ったのか、社員というのは嘘だったのか、愛人ではなく恋人同士になる気はないのか。

 そうした質問が、次から次へと佐和子に向かう。


 呼吸も妨げようとしていた指が抜け出ると、明咲は僅かに咳き込んだ。
/189ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ