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ママ活
第4章 愛しのお姉様と姫とママ
古賀財閥の直系で大手企業の代表である佐和子の愛人を鞭打つ若手起業家は、布川を始めとする女達、そして秘書達の好奇心まで刺激した。
三橋は明咲の脚と脚の間の割れ目を確かめて、無色透明の粘液を女達に見せびらかした。こうして濡れているということは、感じているのね?三橋の指摘に対する弁解も思いつかない明咲に、ふしだらなペットは折檻するべきだ、という愉悦に浮かされた声が注ぐ。
明咲は命じられるまま、彼女の足元に額をすりつけた。
…──裸をお見せして気持ち良くなっているいやらしい私を、叱って下さい。
強要による懇願さえ、声に出すと、また腰の奥が甘く疼いた。
床の間から腰を上げて、三橋が鞭を振り上げた。時折、グラスを傾ける女達はいても、主菜に手をつけ損ねた者は、食事を続ける機会を逃している。
ビシィィィッッ!!
風を切った革鞭は、明咲の腕の均衡を崩した。加減などする様子のない三橋は、明咲が遅れて叫ぶより先に、二度目の叱咤を振り下ろす。
ひゅっ……ピシッッッ!!
「ア"ぁあ"ァ"ァ"ァ"っっ……」
思考停止に陥るほどの激痛が、明咲を前方に向かわせる。三橋に尻を突き出したまま腕を伸ばしかけた時、自分達が壁際にいたことを思い出した。