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ママ活
第4章 愛しのお姉様と姫とママ



 女達は、明咲の縄をほどいて天井に向けた。隠すべき部位を腕に覆う隙もないまま、明咲の顔に、さっきの布川が跨った。ショーツを除いた彼女の割れ目が、明咲の肺に噎せるような女の匂いを送る。下方にいた別の女が、明咲の脚を押し開いた。


「ぁっ……ァッ」


 女の指が、くちゅくちゅと割れ目をいじる。その指がクリトリスを冷やかして、別の女と思しき手が、明咲の両方の乳房を覆う。


「なんてはしたなくて淫らな身体……古賀さんが羨ましいですわ。あとで私も楽しませて下さらない?」

「霧寺さんのご所望なら、仕方ありません。一つ、お願いして良ろしいですか」

「お仕事のお話?」

「さすがです、お察しの良いこと。明咲はお好きなだけお貸ししますから、今度、貴社で企画なさっている販売会は、我が社にお任せしていただけたら」

「むしろ助かります。古賀さんの準備して下さる会場、スタッフは、他社と比較しても段違いにウチのニーズに合っていますから」


 佐和子達の交渉が、遠くに聞こえる。

 無数の手、肌を吸ったり這ったりする舌、唇──…それらにとりこめられながら、明咲は布川のぐしょぐしょにほぐれた肉襞を舐めて、クリトリスを刺戟して、唾液と彼女の分泌液を塗りつける。
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