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ママ活
第4章 愛しのお姉様と姫とママ
「あら、皆さんお楽しみですねぇ」
女将は、宙吊りの女が全裸で潤みを濡らしていても、顔色ひとつ変えていない。そればかりか配膳を進めている途中、一同がデザートを楽しむ間は代わりにペットを世話したいと言い出した。
「女将さんのお言葉に甘えましょう。ちょうど私達、賭けをしようとしていたんです。まぁ、美味しそうなティラミス……食後のデザートを頂く間、明咲ちゃんが何度イくか、最も近い回数を言い当てた方を勝者としようと」
「さようでございますか。このようなものは使っても?」
「女将さんってば、私達のようなお客さんにはよく遭遇なさるの?本当に効果の出るようなものは見たことありませんが、もちろん制限はありませんわ」
女達の数人が、女将の手元に注目した。彼女が懐から出したのは、小瓶だ。着物という仕事着を上品に着こなした彼女は、客達がデザートに手をつけ出すと、瓶の中身とボトルワインをグラスに注いだ。
女将の指が、明咲の錘を下げた乳首を小突き出した。
その時、にわかに明咲は異変を覚えた。
クリトリスを攻撃しているローターか、今しがたのやけに甘い酒のせいか。後ろ暗さを覚える類の興奮が、脳まで侵食していくようだ。
チュパチュパ……くちゅぅ、クチュっ、くちゅっ、…──。
歳のほどは、佐和子よりやや年長か。いかにも年長者の物言いで、女将は明咲を罵りながら、淫らな言葉で褒めることも抜かりない。
「ああァんッ!アンッ!ぁっ……ぁんっあ……あぁァ……ああああんっ……」
ズブブッ……と、いかがわしい音を立てて、女将の指が明咲を貫いた。
頭の奥が、不快な痛みと不可解な恍惚に顫えている。クリトリスのローターを止めてくれと懇願しても、女将を始めとする女達は、明咲に猥褻な言葉を吐かせるためにからかうだけだ。