この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ママ活
第6章 自分を幸せに出来るのはママ?それとも……


「ァぃッ、あん……ァッ……」


 ひくんっ、ひくん……と腰を跳ね上げて、佳歩が視線を投げかけてくる。

 明咲は、友人の露出した割れ目に指を遊ばせていた。

 異物を迎え入れたことはないというが、彼女の性器は敏感で、従順だ。肉襞の重なりから這い出すとろみが、指の滑りを促している。

 僅かに尖った小指ほどの突起を撫でると、佳歩から悲鳴に近い声が上がった。閉じかけた脚を押さえつけて、彼女の乳房の重みを支える下部や肋骨、みぞおちにキスを降らせて、明咲は自身の口を衝く淫らな賛美を浴びせる。そうしながら、クリトリスに指の腹にこすりつけると、神経に電流でも受けたかのように反応して、恥じらいをはぐらかしてでもいる風に、彼女は身体を強張らせる。


 何のために、どんな未来を期待して、互いに身体を重ねているのか。

 どれだけ丹念に愛し合って、気も遠くなるほどの快楽を共有したところで、得られるのはその瞬間だけの絆だ。明日のなれば、いや、数分も経てば、感情などどう変わるか分からない。

 明咲は、一秒でも長く、佳歩と友人と呼び合いたかった。佐和子を初めて抱いた時は、彼女に少しでも多くの信頼を得たかった。快楽を例外に何もかも懐疑しながら、そのくせ明咲は、佳歩の友情に縋っている。執拗に愛撫を長引かせて、彼女をうたかたの中に閉じ込めようとしている。
/189ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ