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ママ活
第6章 自分を幸せに出来るのはママ?それとも……
「フゥっ、ん!……ぁァァ……ぁっん……!」
どこに触れてもひくひく跳ねる佳歩の身体は、まるで快楽を知る女のそれだ。
熟しすぎた果実のごとく割れ目に指を滑らせながら、浅瀬を撫でて、明咲は佳歩を吐息でくすぐる。
「中、触って良い?」
「ぅっ、ん……うん……!」
絵に描いたような素直さで、佳歩は脚を投げ出している。彼女の頬を片手に包んで、潤みで濡れた利き手の指を、脚と脚の間の窪みの奥へ進める。
「ンッ……はぁっ……んんっ!」
「楽にして。辛かったら、嫌だって、言って」
「フッ……んんっ、はぁっ、ァッ……」
佳歩の顔は、相当の痛みを代弁している。だのに首を横に振らない彼女の忍耐力は、一ヶ月と少し前、佐和子という飼い主を始めとする三人の女達にとり囲まれて純潔を手放した、高校三年生の少女の媚態を思い出す。
くにゅ……ずず……プチュゥ…………
「アァゥッ……っ!!」
痛いかも、思い込みかも、と佳歩は交互に喘ぎながら、やめないで、とも訴えてくる。
明咲は、彼女に今一度キスして、舌にじゃれつく。彼女の唾液を啜り上げて、自身のそれを代わりに注ぐ。
「最初で、最後かも、知れないんだもっ、ん……ハァッ、ぁっ……気分は、気持ちいぃよぉ……夢心地、だよぉっ……」
何その演歌の歌詞みたいな喩え、と笑い飛ばして、明咲は佳歩に沈めた指を僅かに曲げて、肉壁をこする。紅潮した頬をゆるめてとろんとした目をすぼめる彼女は、未だ自身を組み敷く友人を盲信しているのだろう。