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ママ活
第1章 社長が昔のママだった──case1.明咲──





 明咲の視線が鏡を外れる度、佐和子は厳しく叱咤した。

 最初に顔を背けた時は、左側の乳首に、小さなポンプの付いたキャップが装着された。透明キャップは、膨れ上がったコットンパールにぴったり食いついて、スポイドを扱う要領で、佐和子がポンプをつまんで離すと、中の乳首が吸引された。この代物で、彼女は明咲が二度目のよそ見をした時、左側の乳首も吸い上げた。

 佐和子は、明咲のびしょびしょに濡れたショーツを下ろした。
 露出した恥丘より更に奥、鏡からは死角の割れ目へ進んだ彼女の指が、無限に這い出す蜜を浴びる。それをクリトリスに塗りつけて、割れ目をなぞる。濡れていない方の左手が、尻やももを撫で回す。

 淫靡な水音が室内に響く。それに被さって、濡れた叫びが明咲の喉を突き上げた。

 条件反射的にのけ反って、鏡を見ていられなくなることもあった。


「あ"ぁ"っ!……ん"んンっ!」

「言うことの聞けない子ね!」


 ペチンっ!


 佐和子の平手が太ももを打った。

 またぞろ明咲が視線を外したのに気付いた佐和子が、ブラジャーのホックを外した。肩紐で辛うじて肌に残ったカップをよけて、彼女が次に与えた叱咤は、クリップだ。強力なバネのクリップが、乳房の肉をつねり上げる。
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