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ママ活
第2章 令和の女子高生のママ活事情──case.2ゆう──
着ているものを脱いで待っていろ、と言い残して一端どこかへ向かった亜純は、手提げバッグを腕に提げて戻ってくると、針のない注射器や液体の入ったカップを並べ始めた。
「ここに手、つきな」
「……どうしてこの流れになるの?」
亜純が浴槽の縁を指で叩いた。明咲は従う。続いて尻を突き出すよう命じた彼女は、その通りに動く明咲の焦げ茶の癖毛を指に絡めて、唇で触れた。良い香り、くすぐったいね、とささめく彼女に、それなら触れなければ良いのだと返す。
「綺麗な子が好き。エロい女が好き。明咲がどっちにも当て嵌まってるのが、いけないんだ」
ペチンっ!
唐突に臀部を襲った刺戟。
亜純が平手を振り下ろしたのだと、すぐに分かった。
「尻、突き出せって言ったよね。脚閉じてどうするの」
ベシッ……
裏ももが激しい叱咤を受けた。
明咲は体勢の限界まで下半身を亜純に向けて、脚を開く。彼女の手のひらが、今しがたの殴打の余韻を残した場所や臀部の肉を這って、指が割れ目の内側を押し広げる。