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ママ活
第2章 令和の女子高生のママ活事情──case.2ゆう──
蜜壺をくちゅくちゅと鳴らし始めた亜純は、恋人を気取った仕草で明咲に呼び水を施していく。彼女が明咲の裸体に注ぐ感想は、ありふれた言葉ばかりだが、唇や指先の動き一つ一つが、明咲の理性を除いていく。
くにゅ……ねとっ、くちゅゥ……
明咲の腰が自ずと撓り出した時、掬い上げられてきた愛液に溺れた肛門を、何か冷たいものが襲った。
「ぁっ……んん」
亜純が揃えてきたものは、ローション、人肌に温度を上げた牛乳、そして腸内洗浄用のスポイト型器具だ。
彼女と淫らな行為に興じて四年、あらゆる羽目を外してきたが、明咲の性器として機能しない方の窪みは未開だ。経験したことのない類の羞恥が、快楽の合間に割り入ってきては、おりふし明咲を我に戻しかける。
「嫌じゃないでしょ?」
尻の窪みの浅い部分に指の先をねじ入れたり、ローションを塗りたくったりを繰り返しながら、亜純が明咲の肩を抱いて囁いた。
明咲は、首を横に振れるほどの正気をなくしている。
亜純は、注射器の形をとった器具に低温の牛乳を吸い上げた。彼女は目盛いっぱいにミルクを満たしたそれを五本程度準備すると、針のないガラスの先端を、明咲の尻の窪みにあてた。
くにゅ……チュゥぅぅ…………
「──…ッッ──!!」
もったりとした重みのある液体が、腹いっぱいに注入されていくのが分かった。