この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ママ活
第2章 令和の女子高生のママ活事情──case.2ゆう──
身体を洗って部屋に戻ると、亜純が明咲を椅子に促した。
ショッキングピンクに塗装してあるその椅子は、鉄棒との一体型だ。上部のポールと背もたれから、二本の鎖が伸びていた。
尻より膝の位置が高くなるよう角度のついた座面に腰を下ろすと、アイマスクが明咲の視界を絶った。
四本ある鎖には、それぞれ拘束具が取りつけてあった。まず頭上にマジックテープの剥がれる音が聞こえて、手首を持ち上げられた明咲は、あっという間に両手ともに吊り上げられた。
「全裸でこんな椅子に繋がれてるのに、息、荒いよ。ぷんぷんメスの匂いがする……」
…──変態女。
「ふっェ!」
がりり、と亜純が耳朶に噛みついた。
身体を揺らした明咲を繋いでいた鎖が、ちゃりんと金属音を立てた。
亜純が、明咲の身体のあちこちを撫でたりつねったりし出す。乳首に吸いついて、口内で舌先に転がしたり、吸い上げたり、陰部を覆った縮れ毛を指でいじったり、彼女の愛撫は無遠慮で、優しい。ほとんどがそよ風くらいの力加減だが、視界が遮断されていると、それらを電流のように感じるほどには過敏になる。
ちゅぱ……くちゅくちゅ……
おそらく乳首が唾液まみれになるまで舐め回した亜純は、明咲の太ももを押し広げた。そこに巻きつく合皮ベルト。マジックテープが再び閉じると、拘束具は明咲を開脚させた格好に固定した。