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ママ活
第2章 令和の女子高生のママ活事情──case.2ゆう──
「ぁっ……ン」
「すぐそこ外なのに、胸、こんなにべったりくっつけて……」
「ゃっ、見え、ちゃ……」
「エッチな場所いじられて、嬉しそうにしている顔も、しっかり見てもらえるね」
亜純の手が、ゆうのVラインをなぞり始めた。指はおりふし恥丘に当たって、ひときわ敏感な頂に触れる。彼女の膝が、ゆうの内股を僅かに割った。隙間を縫って、湿った割れ目に進み入る。
「ァアッ!」
「くねくねしてるよ。腰、動いちゃう?敏感なんだ……」
顎を掴んだ亜純に顔を向かされて、ゆうは彼女のキスを受けた。舌を絡めながら彼女の誘導に搦め捕られて、ゆうはソファに腰を下ろした。
ソファは街に向いている。あの無数の窓の向こうには、本当にゆう達が見えている誰かが一人や二人、いるのではないか。
亜純がゆうを開脚させた。そして、膝の下から腕で支えるよう指示した。彼女の持ち出したバンダナが、二本はゆうの手首を縛って、三本目はゆうの首の後方を通って、それらを繋いだ。ゆうは自ら開脚した格好で、腕も下ろせなくなった。
「佐和子さんのどこが好き?」
「綺麗な、ところ……」
「どんなデートをしてきたの?」
「買い物したり、……ぁっ、は……美術館、み、観たり──…ああっ!……」
自分のとは信じ難い声が、ゆうの喉を突き上げた。
天気の話でもしている調子の亜純に対して、ゆうは、彼女の触れる場所全ての神経がむき出しにでもなった具合に、身体のあちこちをひくつかせている。