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ママ活
第2章 令和の女子高生のママ活事情──case.2ゆう──
「同業のあたしに言えたことじゃないけど、ママ活なんて、大きな声で言えるお仕事じゃないよね」
「はぁっ、は、ぁ、ンンッ!」
「今の姿、似合ってるよ、ゆうちゃん。お金で身体を売ってるような女の子は、これくらいいらやしくなくちゃ……」
くちゅ、くちゅくちゅ……ぴちゅっ……
脚と脚の間から立つ音に、遠慮がなくなっていく。
セックス経験のない女は感度に劣ると、どこの誰が言い出したのか。自分でも触れたことのない場所は、初対面の女の指にやみつきだ。
「ゆうちゃん今、どんな感じ?息荒げて、顔も熱っぽい」
「えっと、……ァッん、身体、とろけちゃいそうで……」
「それで腰振ってるの?こことか、いつもと違う?」
「あぁぁ……ャッ、ふるふる、しててぇ……」
下腹に触れた亜純の指に弾かれるようにして、ゆうは弓なりになった。
腰の奥に心臓が下りてきたようにどきどきしている。こそばゆくて気持ちが良くて、脚と脚の間に切ないような感じがする。…………
亜純の誘導尋問は、ざっとそうした言葉を、ゆうから引き出した。
「それで自分で性器丸見えにして、ここ、どうされたいの?」
「ぁっ、ぁっ……」
「恋人がいたことなくて、佐和子さんともまだってことは、これが初体験になるよね?」
「ああっ……フッ!んんぅっ……」
ひときわ柔らかなものが、ゆうの脚と脚の間を撫でた。内股をブラシでくすぐられた感覚に、悲鳴を上げた。
亜純が割れ目に口づけていた。そこに舌を伸ばしてしゃぶる彼女、ロイヤルミルクティー色の短い髪が、内股を撫でさすっている。